<日本って手話後進国なの?>森のテラス教室土曜クラス
こんにちは。
ベビーサイン講師のすずきみさです。
写真は少し前のものになりますが、森のテラス教室のティータイムの様子です♪
土曜ということもあり、毎回多くのパパにもご参加いただいています。
家族全員でベビーサイン育児に取り組む姿に、幸福感でいっぱいになりますね~。
パパとママに向き合うSちゃん。
それを優しく見守るパパとママ。
見守ることが、ベビーサイン育児にはかかせません。
ベビーサイン育児では、無理やりに、赤ちゃんの手を持ってサインをさせることはありません。
そんなことをしなくても、赤ちゃんは周りをよく観察し、考えて、お手てを動かすことができるようにからです。
ベビーサインは一語文でできた、「言語」です。
ベビーサインの動きの元になっているものは、日本手話やアメリカ手話。
ご存じの方もいるかもしれませんが、
日本では、2011年改正障害者基本法でようやく、日本手話が言語と認められるようになったそうです。
それでも、手話に対する偏見などもあり……
残念なことに日本はまだまだ手話の後進国なんですね。
人は、自由自在に使いこなせる言語を持って、ようやく深い会話や学びができるようになります。
逆に手話(言語)を使えない人たちは、言語の仕組みや読み書きを理解するにも大きなハードルがあると言われています。
「ベビーサインをやっているから、話せなくなる。ベビーサインは必要ないんじゃない?」
は、言い方を変えると……
「ハイハイすると、あんよできなくなるよ。ハイハイは必要ないんじゃない?」
と、言っているようなものではないでしょうか。
あきらかに間違っていますよね。
(もし、仮に、その後にあんよができなかったとしても、それがハイハイのせいだ!とはなりません。ハイハイは赤ちゃんの全身運動・手の刺激などメリットをもたらしていることが分かっているから)
言語の仕組みを理解することで、赤ちゃんはベビーサインを習得し、その後の言葉の土台を作っているんですね。
赤ちゃん「ものには全て名前があって、それを言葉(サイン)で表すと、こうなんだなー」
そして、ベビーサイン育児の赤ちゃんたちは、絵本が大好きです♪
アメリカのリンダ博士とスーザン博士の研究結果では、
ベビーサイン育児の赤ちゃんとそうでない赤ちゃんを比較した結果、
「ベビーサイン育児の赤ちゃんの方が、
言語能力におけるIQスコアのレベルが高かった」という結果がでています。
ママとパパには、自信を持ってベビーサイン育児をはじめてくださいね。
森のテラス教室は、新規クラスが7月に開講します♪
気になっている方はお早目にお問い合わせくださいね。
すずきみさ